第7話 「遼くんも、ぼくも目指すはレイドオフ!」

2011/07/26 1:56 に Editor M が投稿   [ 2011/07/26 2:02 に更新しました ]
最初は馬場さんに教わることにとても違和感があった。その理由がようやく分かった。馬場さんは典型的なレイドオフスタイルのゴルファーだったのである。

先日の全米オープンで彗星のごとく現れたスーパースター、ロリー・マキロイ選手はなんと22歳。2000年のタイガーウッズ選手(当時24歳)のように全英オープンの二連勝かと期待されたが、なかなかそういうことはめったに起こる訳でもないようだ。

また全米オープンではそれなりの結果を残せた我らが日本のスーパースター石川遼選手だったが、全英オープンではまさかの予選落ちになってしまった。

「ん?どうして予選落ちたの?」って思っていたら、ネットでこんなことが書いてあった。

「ドライバーは4年間練習してきたが、アイアンは練習不足だった。」
(まあ、それでも普通の人よりはもちろん練習しているはずなのだが・・・。)
1日1mm単位の修正を行い、1年くらいをかけて理想のスイングにしていきたいということだそうだが、最近石川遼選手が目指しているスイングはレイドオフだそうだ。

レイドオフ?

ちょっと読み間違えるとレイオフで解雇されそうになってしまうが、そんなつまらない冗談はさておき、レイドオフとはいったいどういう意味だろうか?
トップスイングの状態でゴルファーを後ろから見ると、目標よりもシャフトが右側を向いている場合をクロスといい、反対に左側を向いている場合をレイドオフというらしい。

クロスとレイドオフのどちらがいいのか?

物事は甲乙つけがたいというか、どちらにもメリットとデメリットがある。

クロスの場合は、レイドオフよりも腕の動きが大きくなるため、ヘッドスピードもアップし飛距離が出るというメリットがある反面、振り遅れなどの可能性が高くなり、スライスになりやすい。

レイドオフの場合はテイクバックの軌道をそのまま逆に再現すれば良いという理由から、よりシンプルに振ることができ、ボールをとらえやすい。ただし、腕の動きがクロスと違って小さくなってしまうため、飛距離が出ない。

正確さを競うにはレイドオフの方が良いということだそうで、レイドオフの飛距離が出ないという点を克服すれば、さらに良くなるということである。

それではレイドオフで飛距離を飛ばすにはどのようにすればいいのか。

それはバックスイングの際に左腕をねじり、さらにコックを利用し、高い位置まで持ってくる。そこから振り下ろすこと、そして捻転を利用した切り返しにより、飛距離の問題を克服できるのである。
ネットでそういうことを調べて、「へぇ~、そうなんだぁ~。」ってぼぉ~としながら考えていた。

すると・・・。

なんだ、まるで自分じゃないかということがよくわかった。

実は私は2年前にイギリス人のコーチ、オリバー先生から初めてゴルフを習った。10時間コースに入り、およそ初歩的なことを教えてもらった。その時のスタイルがクロススタイル。確かにスライスばっかりでなかなかうまくならなかった。これは振り遅れという問題もあるが、それ以外にも、フェイスがボールの方向を向いていないため、インパクトの時にすでにフェイスが開いてしまっていたという欠点もあったのかなと今思えばわかるような気がする。

10時間コースの後、半年近く自己流で練習していたら、馬場さんに出会い、もう一度ゼロから教えてもらった。最初は馬場さんに教わることにとても違和感があった。その理由がようやく分かった。馬場さんは典型的なレイドオフスタイルのゴルファーだったのである。

ということで私はこの1年間、馬場さんのレイドオフスタイルを徹底的に教わったわけだ。

テイクバックする時はフェイスがボールを向いていることとか、トップスイングの時にシャフトを寝かせるなとか、いろいろと言われ過ぎて、はじめは意味がわからなかったが、今考えるとフェイスがボールを向いていないとスライスになるし、
シャフトを寝かせるとアウトサイド→インパクト→インサイドにクラブの軌道が生じ、強烈なフックボールになるということが理解できる。

レイドオフということで左側に片寄るわけだが、私の印象としてはかなり垂直に近い左側への片寄りというイメージがある。それにしても、だから最近スライスしないんだということがようやくわかり、なんだかすっきりした気持ち。

最近、忙しくて練習サボってるなぁ~、そろそろ練習に行きたいなぁ~という病気が始まった。よしよし、良い傾向かも・・・。ゴルフって本当にいいものですねぇ~、さよなら、さよなら、さよなら?!